生薬 甘草【カンゾウ】とは?

甘草【カンゾウ】について

甘草は現在使用されている漢方薬処方のうち70%の漢方薬に含まれていて、非常によく使用される生薬です。漢方薬としてだけでなく、お菓子や調味料、入浴剤、シャンプーなどとしても使われていて、生活にも身近な生薬です。実は甘草は別名リコリスともいい、ヨーロッパではハーズしても使用され、グミや飴に入っています。(このお菓子の味は日本人の舌には合わないといわれていたりします、ご興味ある方はぜひ一度食べてみてください)

●薬効
甘草は脾胃を補う働きがあり、また、鎮痛・鎮痙作用・解毒作用・抗炎症作用など多くの作用があるといわれています。こむらがえりに使用される芍薬甘草湯は有名ですね。その他、甘草が漢方薬でよく使われるのは他の生薬の調和する役目を期待したものもあります。


●副作用:偽アルドステロン症
血圧上昇・低カリウム血症、浮腫、のぼせ、めまい感など、特に腎機能障害・利尿剤併用中は注意が必要です。症状が起こることはまれですば、とりすぎはよくないということですね。

●配合されている漢方薬
芍薬甘草湯・葛根湯・六君子湯・桂枝湯・補中益気湯など

甘草の写真

参考:漢方薬・生薬薬剤師講座テキスト

投稿者プロフィール

morihiro
morihiro
しろくま薬局北街道店の管理薬剤師をしています。
●資格
漢方薬・生薬認定薬剤師
研修認定薬剤師

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