生薬紹介「牡蛎」について!!!
海からの贈り物「牡蛎(ボレイ)」で、心と身体に穏やかな休息を
普段、私たちが美味しい食材として楽しんでいる「カキ(牡蠣)」。実はその固い「殻」は、古くから漢方の世界で「牡蛎(ボレイ)」と呼ばれる優れた生薬として重宝されてきました。
海の中でじっくりと育つカキの殻には、主成分である炭酸カルシウムをはじめ、ミネラルが豊富に含まれています。波の揺らぎの中で作られた自然の恵みは、現代人が抱えがちな「心身の乱れ」を優しく整えてくれる存在です。
- 牡蛎(ボレイ)がもたらす主なケア
- 浮き立つ気持ちを鎮める:イライラや緊張、理由のない不安感など、上に向かって逆上した気を「どっしりと下に鎮める」働きがあります。
- 質の良い睡眠へ導く:心が波立って眠れない夜や、神経が過敏になっている状態を穏やかに和らげます。
- 胃の不快感をケアする:豊富なカルシウム成分が胃酸を中和し、胸やけや胃のムカムカを抑えてお腹の健康を守ります。
- 無駄な消耗を防ぐ(収れん作用):寝汗や汗の出過ぎ、体力の消耗を防ぎ、身体の大切なエネルギーを守ります。
「なんだか心が休まらない」「忙しくて緊張が抜けない」——そんな現代のストレス社会で頑張る方に、牡蛎は優しく寄り添う生薬です。
- 牡蛎を含む代表的な漢方処方
- 柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう):ストレスによる不眠、精神不安、動悸に。
- 桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう):繊細で疲れやすく、神経過敏な方の体質改善に。
- 安中散(あんちゅうさん):胃痛や胸やけ、胃酸過多を伴う胃腸の不調に。
※牡蛎は「竜骨(りゅうこつ)」と呼ばれる生薬と組み合わされることが多く、相乗効果によってより高い鎮静作用を発揮します。当店ではお客様一人ひとりの体質や生活環境に合わせ、最適な選択をご提案しております。

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